愛知県名古屋市のカルトナージュサロン「salon de merci(サロンドメルシー)」は、その真っ白な作品たちが美しく圧倒的な存在感だと話題になっています。
真っ白ってどんな?白一色なの? 百聞は一見に如かずということで、いくつかの作品をご紹介します♪
白だから。技術の高さがうかがえます。
丸いふたの上にきれいに光がさして、キレイなエッジが印象的な作品ですね。
初心者にとって扱いやすいのは、細かい花柄などの、色柄物の生地。 なぜかというと、作業中のちょっとしたゆがみや曲がり、浮きなども、目の錯覚で多少目立たなく仕上げることが出来るからです。
それにひきかえ、柄のはっきりしないものや無地の生地は、形の美しさを映えさせる効果がある一方で、作業のアラがあると目立ってしまうという難しさがあります。
こちらのミラーも、オーバル部分の盛り上がりに皺も無く、惚れ惚れする美しさですよね。細かいところに、salon de merciの確かな技術が見え隠れします。
一色じゃないからこそ際立つ白さ
一見、真っ白に見えるsalon de merciの作品たち。 よーく見てみると、生地が柄織りだったり、薄いピンクやベージュなど淡い色との組み合わせになっているのがわかりますか?
こちらの作品に使われている生地も、引き出し側面と前板部分とでは色味が異なっていますよね。写真では見えづらいのですが、同色のホワイトダマスク柄がエレガントに映える作品になっています。
皆さんのおうちの壁紙なども、白やアイボリー、ベージュなどの色味が合わさって、様々な風合いが表現されていますよね。 salon de merciの作品に使われている生地も完全な無地ではないことで、カルトナージュ作品の立体としての美しさに加え、生地の豊かな質感が与える「温かさ」や「華やかさ」といった印象がプラスされているのです。
こちらのボックスにあしらわれているプードルタッセルも、淡いピンクが軽やかに揺れて乙女心をくすぐられます♪縁取りに使われているリボンはうっすらとベージュがかっていますがおり、小さなパールの輝きが一層引き立てられているのが見て取れますね。
ほんの少しの色味の違いや質感の合わせ方で、単色では表現できない上品さを演出できるのですね。
真っ白な世界を体験してみましょう
生地の美しさや可愛さに心を奪われることの多いカルトナージュですが、真っ白なカルトナージュで、作品のフォルムや質感の美しさを堪能するのも楽しい瞬間ですね。
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