神奈川・逗子市のカルトナージュサロン「atelier Aimabre〜えまーぶる〜」は、カルトナージュとワイヤークラフトを中心に幅広くハンドメイドを教える人気サロンです。
atelier Aimabreを主宰するRoko先生は、日本ヴォーグ社のカルトナージュキットの制作デザイン監修に携わるほどの実力者。
「クラフトはつながって広がっていく」という信念のもと、実用的で可愛らしい作品を制作し、生徒さん方に手作りの楽しさを伝えていらっしゃいます。ハンドメイド作品を目にされた方からの「こんなのが欲しい」にお応えする形で、新しいオリジナル作品が生まれることも。
今回は、そんなRoko先生のサロンで大人気の作品「壁掛け時計」にスポットを当ててみます!
エレガント!壁掛け時計のいろいろ
atelier Aimabreでは何年も前から人気の「壁掛け時計」。もはや定番作品と化しつつあり、多くの生徒さんが様々なバリエーションで作品作りを楽しんでいらっしゃいます。
ブランコに乗った少女
こちらの作品につかわれている生地は、日本ヴォーグ社認定のフレンチメゾンデコールディプロマ講座で使用されているトワルドジュイの生地です。
ロココ調のタッチで少女がブランコに乗る様子が描かれており、そのほかの天使や草花の描写も美しい人気の絵柄。2色使いの色味も飽きが来ないと評判になっています。
この作品では時計の針の中心を避けて、ブランコに乗る少女、天使、大ぶりな花柄がバランスよく見えるような柄取りがなされていて、時計の針がどの時間を指していても、生地の絵柄が映えるようにデザインされていますね。
外周に使われている無地の生地と質感が揃えられていることもあってか、絵柄の存在感がしっかりと感じられます。
また、時計には時刻を示す数字の代わりに大小のスワロフスキーを。実用性も兼ねた美しい時計に仕上げられています♪
魅惑のベルベットリボン
この作品の文字盤部分に使われているのは、ドイツ、ギッターマン社のトワルドジュイ。上の作品で使われている生地よりも薄手の生地ですので、表面がつるっとした感じに仕上がります。
この生地と組み合わせられたバーガンディのベルベットとは、質感の差が歴然。このコントラストが作品に厚みを加えています。
上の写真の蝶結びのリボンの先は、自然に任せて流してありますが、試行錯誤を重ねた結果、実際に飾りながらより良い納まりを検討したそうです。その結果、
このように、時計本体からはみ出さない形で、リボンはきれいなウェーブに!
外周のフォルムと合った雰囲気で、非常に納まりがいいですね。動きが少ないデザインになった分、ブレードなどの細部にも目が行くようになった気がします。
シック&モダンに
これまでにご紹介した作品とは雰囲気の違う作品です。白黒のはっきりとしたコントラストが都会的で、エレガントな中にもモダンさを感じますね。
時計の針も、びしっと黒で。地色の白に映えますね。時刻を示すしるしもパールとスワロフスキーのミックスで輝きを添えて!
お若い方へのプレゼント用の作品だそうで、なるほど納得のデザインです。
アリスがお知らせ
お手元にあったお気に入りの生地をご持参された生徒さん、イースターを前にしてこんなに可愛らしい作品を作られたということです。それもそのはず、この時計はお嬢様からのリクエスト作品だそう。左下に配置された時計がオシャレですね!
ステッチリボンの蝶結びに、お嬢様への贈り物に込められたお母様の優しさが垣間見えます♪
壁掛け時計ひとつをとっても、色々な形やテイストの作品が生まれていますね。こんな時、カルトナージュの汎用性の高さを感じます。
イベント「サロンドルールブルー」にも参加
2019年11月22日(金),23日(土)の2日間開催される「サロンドルールブルー」に、Roko先生も参加されます。「サロンドルールブルー」は、フランス直輸入の手芸用品をネット販売している「ルールブルー」が主催するイベントで、フランス素材の良さや手作りの楽しさを分かち合う目的で開かれます。
ハンドメイド作品だけでなく、お菓子や紅茶も楽しめるそうですから、お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう!
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