春になると、きれいな色の物に惹かれるようになりませんか?
冬の静けさから一転、春を迎えると明るく綺麗な花々が一斉に咲き誇るようになります。
この春、スタートを切る私たちの心を、明るく前向きにしてくれる「春色」をカルトナージュで取り入れてみましょう。
春色に決まった定義はありませんが、パステル系のピンクにイエロー、ブルーやグリーンなど、明度の高い明るめの色を取り入れると、たちまち春めく作品になりますよ。
新生活に向けて、衣替えをするように、あなたらしい春色作品を見つけに行きましょう♪
春色×春色作品集
カルトナージュでは、色や柄の組み合わせが楽しさのひとつです。カルトナージュナビが、春にオススメしたい生地の組み合わせをピックアップしました。
花畑の色ピンク×グリーン
春の色と言われて、みなさんは何色を思い浮かべますか?
卒業など門出を祝う桜や、花壇を彩るチューリップ、花束に添えられたスイートピーなど、ピンク色を思い浮かべる方が多いでしょうか。花のピンクに加えて、同時に芽吹く葉や新緑のグリーンと答える方もいるかもしれません。
そんな春の花畑を連想させてくれる、春爛漫な組み合わせが「ピンク×グリーン」です♪
花畑のキャッシュケース
クリーム色に花と蝶が舞う、花畑のような華やかさあふれる生地と、無地のピンクを合わせています。大胆かつ繊細なデザインが、思わず目を引きますね。
無機質なデザインの多いキャッシュケースも、カルトナージュならこんなに可愛らしく、しかもハンドメイドで作れます。
蓋を開けると、中はコインケースになっています。ケースの部分にはスキバルテックスを使っていて、レザー調で高級感があります。二段重ねで、ある程度深さに余裕があるので、お札といっしょに電卓を入れたり、使い勝手も考えられています。
ご自宅ではもちろん、マルシェなどハンドメイドの出店時にもちょうど良いサイズ感です。オシャレなハンドル付きで、持ち運びにも便利ですよ。
子犬刺繍の春色フレンチボックス
ほんのりと、どこか日本の伝統色らしい色合いは、桜餅や花見団子といった和菓子のような落ち着いた雰囲気を感じさせます。
和みカラーのストライプに、生徒さまによるイラストの手刺繍が癒されます。こちらの作品のように、カルトナージュ作品に刺繍が加わると、より手の込んだ見た目に仕上がりますよ。
よもぎ色のタッセルを付けて、開ける瞬間も心ときめくボックスです。
春イエロー×ナチュラルカラー
春は、ミモザやタンポポ、菜の花など、イエロー系の花も多く見かける季節です。実は春に咲く花の30%から50%は、黄色の花とも言われています。
「明るさ」や「喜び」といった意味合いを持つイエローを、春の穏やかな日差しに合わせて、ナチュラルな色と組み合わせて作品にしてみましょう♪
ミモザ刺繍のバケツ型ボックス
こちらは、手のひらサイズのミニバケツ型ボックスです。円錐台の形は、シンプルでありながらランプシェード等にも応用が効くので、カルトナージュでは押さえておきたい形です。
手縫いのミモザの刺繍に、蜂の飛ぶ様子はまるで春の景色を切り取ったかのようです。
これからの時期は、アーティフィシャルフラワーの花束を飾ったり、イースターエッグを入れてディスプレイしてもかわいいですよ♪
プロヴァンスのミモザ柄マスクボックス
南仏のプロヴァンスでは、1月から3月にかけてコートダジュールの海沿いにミモザが咲き乱れます。暖かな春を知らせるミモザがあしらわれた、フランス直輸入の生地で作られたマスクボックスです。
グレイッシュなタッセルをワンポイントに、クラシカルなアンティーク調の雰囲気が漂います。
内側もミモザのプリントで、開くたびに幸せいっぱいの気持ちになれそうですね。
市販のマスクボックスがすっぽり収まるサイズで作られています。日常使いするマスクを見せる収納で、素敵なインテリアの一部にしてみませんか?
Happyイエローな丸箱
ビーズ刺繍の珊瑚が、きらきらと特別感のある蓋付きの丸箱です。
落ち着いたグリーンの生地に刺繍を入れて、リバティ生地とあわせてナチュラルに。
涼しげで爽やかな印象を与えてくれるレモンカラーのファブリックは、春から夏の季節感を出したい作品に取り入れてみてくださいね。
透明感あふれるブルー×ホワイト
冬の曇りがちな空から、春になると新緑とともに通り抜けるような風と青空が目に浮かびます。春先の、まだ少し冷たさの残る空気を表現したかのような、ブルーとホワイトの色合わせもオススメです。
アイスブルーのカップ柄眼鏡ケース
繊細に描きこまれたティーカップの柄が目を引きますね。
ブルーのグラデーションが美しい絵柄で、持つ人の知的さを表してくれるような、すっきりと洗練された雰囲気の眼鏡ケースです。
内側は、チョコレートカラーにホワイトの差し色が入った、上品なストライプ柄です。開いた時に美しく見えるように、きっちりと柄合わせされています。手仕事のなせる技と言えますね。
乙女な春の裁縫箱
チェックのような、ドットのようにも見える小花柄に、飛び跳ねるうさぎがかわいい裁縫箱です。
柄同士の組み合わせでも、落ち着いた淡いブルーとホワイトのプリントで、ごちゃごちゃせず、むしろ爽やかな見た目です。持ち手のハンドルもしなやかなで、運びやすくしまいやすさも特徴です。
中にはビビッドなイエローの箱が収納されています。蜂の柄で、遊び心も感じさせてくれますね。
蓋の内側は、ペルメルのようにふんわりとした作りで、柔らかな風合いと手触りにうっとりしてしまいます。お気に入りのカトラリーを入れて、ピクニックボックスにも良いですね。
小さな生き物たちと春色が共演した、春風を運んでくれるボックスです♪
今回ご紹介した作品は、暮らしの中のちょっとしたアイテムですが、春色にするだけで、お部屋も私たちの気持ちも明るくしてくれます。
春らしい色柄をたっぷりと使って、春の空気感を作品に取り入れてみましょう!
お近くのカルトナージュ教室なら、あなた好みの生地で作品が作れますよ。
軽やかな気分で、明るい春を迎えられますように♪