冬も本番になりました。寒い季節には、身体も心もあたたまりたいですよね。
ぬくもりを感じる、愛らしいカルトナージュの作品でほのぼのしてみませんか?
カルトナージュには、草花や自然界モチーフが美しいウィリアム・モリスや、エレガントな田園風景のトワルド・ジュイ、英国の花畑を思わせるリバティなど、本の挿絵のような世界観の生地で作られた作品が多くあります。
動物や童話モチーフのファブリックを使った、ナチュラルでどこか懐かしいハートウォーミングなデザインは、そこにあるだけで心が癒されるはず。
秋冬を彩る、おとぎ話のような世界にあなたも迷い込んでみませんか?
ウィンターアニマルのほのぼの作品集
雪が降り積もり、静寂に包まれる森の中で。耳を澄まして目を凝らしてみると……森の動物たちが冬の暮らしを楽しんでいる様子が分かりますよ。彼らの生活をカルトナージュ作品で覗いてみましょう♪
静かな湖畔のソーイングボックス
ソーイングボックスに目をやると、暖かな色彩と優しいタッチで描かれた動物たちがいますね。キツネやうさぎが木登りをしたり釣りをしたり、楽しい時間を過ごしているようです。
動物柄の生地はUSAコットンで、側面のストライプ柄は松尾捺染です。
持ち手には絵柄でも使われている水色を取り入れて、暖かさの中にも冬の涼しい空気が感じられる色合わせです。
フタを開くと、双子のうさぎがお出迎えしてくれます。
裁縫箱として使えるように、中には仕切りと段差を設けて、コーナーごとに道具を分けて収納できます。ただかわいいだけじゃない、カルトナージュの魅力である実用性が備わっています。
上段を外して手元に置いて使ったり、下段には縫い途中の作品をしまったり、使い勝手良くお家のどこへでも運べる便利な裁縫箱です。
あったかカラーのノルディックフレーム
落ち葉の中で遊ぶ動物たちのような、六角フレームの額装です。橙や朱色など、秋冬の暖かさを表してくれるような配色に季節感を感じますね。
そのまま置いて飾ったり、カンが付いているので壁掛けにもなります。
冷たい空気を和らげてくれそうな、ぬくもり感あるカルトナージュ作品です。
小鳥のハート型ボックス
ラブレターを運ぶ、白い小鳥たちがバレンタインデーを知らせてくれるよう。真っ赤なハートは100%の可愛さです。
小鳥柄はModaの「Be Mine」シリーズファブリックで、マルチカラーの星柄はRuby Star Societyのものです。こだわりを持ってセレクトされた生地は、インポートならではのポップな可愛さが感じられます。
一見難しそうな形に見えますが、丸型の箱をすでに習っている方は、作り方が大きく変わらないため手際よく作れるようですよ。バレンタインデーのプレゼントボックスにするのもオススメです♪
ほっこりモチーフのデザイントレー
なみなみデザインがかわいいお盆は、小さなリスや鹿が模様のように描かれています。ドットのリネンで枠を作って、バンビの置き物と冬の木の実を置いたらレトロかわいいインテリア雑貨になります。
使われているのは、優美な花柄ファブリックで有名なサンダーソンの生地です。ボタニカルプリントはよく見かけますが、こちらのような柄は珍しいかもしれません。
色柄違いを重ねても、ほっこり可愛らしいです。春夏秋冬それぞれの季節に合った柄を作って、シーズンごとに使い分けても季節感が楽しめますよ。
おとぎ話のキャラクターで寒さ忘れる魔法を
おとぎ話のキャラクターたちは、冬の寒さにもかかわらずほほ笑みとあたたかさをもたらしてくれます。子どもの頃に大好きだった夢の世界に住むキャラクターを、カルトナージュ作品と共によみがえらせましょう♪
ノーブルアリスのがま口ボックス
アリスが白うさぎを追いかけて、ちた穴の先にあったのは……?不思議な国に迷い込んだ主人公アリスの冒険物語は、誰もが1度は夢中になったことがあるでしょう。
ペールトーンの優しい色合いに、アンティークゴールドのがま口金具がぴったりです。
リバティのオックス生地で、柔らかな風合いと品のある光沢感が、見た目の上質感に繋がっています。
不思議の国のアリスは、不敵に笑うチェシャ猫やおかしな世界でお茶会を開くマッドハッタが出てくる、どこか幻想的でダークな世界観も持ち合わせています。そんな、少し毒っけのあるブラックアリスをテーマにした作品も、カルトナージュでは人気です。
キノコほどの大きさになってしまったアリスは、果たして元の世界に戻れるのでしょうか……?
暖炉の前で謎解きを楽しむように、メルヘンな世界をカルトナージュに落とし込んでみましょう。
生地の質感と合わせるパーツを工夫すると、大人世代でも日常使いしやすい、エレガントなキャラクターアイテムが作れますよ。
絵本な赤ずきんメモホルダー
赤ずきんは、カルトナージュ発祥の地でもあるフランスの古い民話が元になった物語というのをご存知でしょうか。17世紀に、作家のシャルル・ペローがパリのサロンやヴェルサイユ宮殿の貴族の娘たち向けに語り直したとされています。
実際に、フランスの蚤の市でも、赤ずきんが描かれたアンティークのポストカードや古いインテリアペーパー等を見かけることができますよ。
こちらの作品は、ブロックメモケースになっていて、使い終わると物語の展開が見られます。
ふんわりと膨らみを持たせた蓋に、ケース本体は赤色でまとめて、レトロな雰囲気たっぷりのかわいい作品に仕上げています。
同じ生地でも、布の別の部分を切り取って、柄の出し方を変えて作ってみるとストーリーが変わって面白いですよ♪
ひだまりが特に暖かく感じられるこの季節に。メルヘンなカルトナージュの世界は、私たちを温かく包み込みこんでくれます。
あなたは、どの子を主人公にしますか?じっくり考えてみてくださいね。
こちらの検索ページから、お近くのカルトナージュ教室を訪れてみてはくださいね♪