もうすぐで新年度が始まりますね。春めく空気に、気持ちまでワクワクしてきます。
春の行事では、最近はイースターが定着してきました。
イースターは、年によって日にちが変わるということはご存知でしょうか?
「春分の日のあと、最初の満月の日の次に来る日曜日」とされていて、今年は4月9日です。
日本では、宗教行事の意味合いは薄いかもしれませんが、うさぎやヒヨコモチーフのカラフルなグッズがお店に並んでいたり、テーマパークでは限定のイベントが開催されていたりしますよね。この時期の進級や進学、就職といったお祝いムードとも重なります。
日ごろは落ち着いた柄やテイストがお好きな方も、イースターの時期はキュートな布を使って春を楽しんでみませんか?
イースターで「おうちをデコレーションしてみたい」「なにか取り入れてみたいな」と思った時に、カルトナージュの布小物は、あたたかみがあって優しい雰囲気がまさにピッタリです。
今回は、カルトナージュで作れるイースター作品についてお伝えします♪
イースターの意外な豆知識
イースターは、日本語にすると「復活祭」です。キリスト教では、十字架で死なれたイエス・キリストの復活を祝う、クリスマスと同じかそれ以上に喜ばしい記念日です。
でもこの「イースター」という言葉、実は聖書には書かれていません。意外ですよね。
イースターの由来になった言葉は、「Eostre(エオストレ)」というゲルマン民族の神話に出てくる春の女神です。ゲルマン民族が、春の豊穣を祝ってこの女神を祭っていたところから来ています。
うさぎは多産の動物で、これもまた、実りある春を象徴するエオストレのシンボルです。イースターエッグも、同じような意味合いです。
ではなぜ、ここまで世界中にイースターやそれにまつわるモチーフが広がっていったのでしょうか?それは16~17世紀にかけて、カトリック教会が「イースターをもっと楽しく祝えるように」と、ゲルマン民族の習慣を取り入れたことがきっかけです。
欧米では子どもたちを中心に、隠れた卵を探すエッグハントや、スプーンに入れた卵を落とさず運ぶエッグレースなど、遊びを取り入れつつイースターを楽しんでお祝いしています。
イースターにちなんだアイテムを作って飾って、この嬉しい季節をさらに盛り上げていきましょう♪
カルトナージュのイースターエッグ作品集
カルトナージュで作るイースターのアイテムで注目なのが、卵型の作品です。
イースターでは、卵に絵付けをするイースターエッグをよく見かけます。こちらは食べると無くなってしまいますが、カルトナージュで作るイースターエッグは、長く飾れてボックスとしても大活躍!そのかわいいフォルムに注目です♪
ホワイト×イエローの春色配色
刺繍のイエローがまさに玉子色で春らしいですね。イースター自体は西洋から伝わりましたが、玉子の明るいく優しい色は、日本でも昔から馴染みのある色です。
エッグ型のボックスは、大きめと小さめの2パターン制作されました。
こちらのボックスは、中を開けるとこのように入れ子ができます。
マトリョーシカのように、パカパカと開けるときの楽しさがありますね。飾ったあとの収納もスマートにできます。
内側の生地には、アメリカンコットンを使っています。お花畑に佇むうさぎちゃんという、この作品のために用意されたかのような絵柄入りです。
蓋と底にはリボンをあしらっていて、可愛らしさをアップさせています。
シンプルな形だからこそ、内布や細かな部分にこだわることで、ワンランク上の仕上がりが目指せます。
スタイリッシュなモダン柄
小さめサイズでいくつも♪こちらの作品は、手の平にちょこんと乗るぐらいのちいさな大きさです。他の作品作りで余ったハギレを使って作れます。写真のように、花やモチーフを前面に大きく貼ると、ポイントになってオシャレですね。
このように、クッションを入れるとリングケースに早変わり!ブローチやピアスなどのアクセサリーも入れられます。
ちょっとしたプレゼントの演出にも◎
受け取った人も、思わずキュンとしてしまいますね。
エレガントに刺繍文字を入れて
深めでしっかりした造りのエッグ型ボックスです。「EASTER」の文字と卵のエンブレムが刺繍されていて、エレガントな雰囲気たっぷりです。
刺繍自体は、大人の習い事として人気を集めていますが、オリジナルのデザインを活かせるというのもカルトナージュ作品の良さのひとつです。
外と内で、グラデーションを作って上品に。入れ子部分が割れた卵型になっていて、遊び心もあります。物を仕分けて入れたいときにも重宝する形です。
さらに、中箱にベルベット調の生地を採用することで、フタがよりピタッと密着します。内布のセレクトが、高級感を感じさせる仕上がりにひと役買っています。
ピンクの花柄で春爛漫
花柄、バラの刺繍、タッセルと…ピンクでまとめると、フェミニンな印象のボックスになります。うしろに飾られているのは、リボンクラフトのイースターエッグです。
オーナメントといっしょに飾る際に、色やテイストを合わせて好みの雰囲気で統一すると、イースターの飾りつけもさらにオシャレになりますよ♪
いかがでしたでしょうか?4月に向けて、かわいいイースター作品を準備してみてくださいね。
今の時期は、シーズナルレッスンとしてイースターグッズが作れるサロンも多数あります!
まずは教室をチェックして、足を運んでみましょう♪
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