美しくかつ実用的。カルトナージュの真髄を「メゾン・ド・カルトナージュ」で味わう


東京・世田谷区のカルトナージュサロン「メゾン・ド・カルトナージュ」は、カルトナージュ発祥の地である本場フランス仕込みの技術とセンスが身に付くと評判のサロンです。

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主宰のHarumi先生は、「とびきり素敵に・・・とびきり綺麗に仕上がる」をコンセプトに、これまで多くの生徒さまと「美しい実用品」としてのカルトナージュを生み出されてきました。

Harumi先生は、ご家族と共に2006年に渡仏した際にカルトナージュと出会い、パリでも屈指のローランス・アンケタン先生に師事しました。
2009年に帰国されるまで、ローランス先生直伝の高度な技術を学び尽くし、伝統が息づくファブリックを求めてフランス各地を駆け巡りました。

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クラフトテープの貼り方ひとつに至るまで、合理的かつ美しく。
メゾン・ド・カルトナージュでは、先生がフランス時代に身に着けた高度なテクニックに加え、経験をもとに編み出されたコツも伝授していただけます。

今回は、そんなメゾン・ド・カルトナージュの美しさへこだわりを紐解いていきましょう。

メゾン・ド・カルトナージュの作品はなんでこんなにオシャレなの?

カルトナージュは、厚紙を組み立て、布を貼り、装飾するという基本的な流れがあります。定番の形に対する、アレンジの仕方はさまざまです。どのようにデコレーションするかで、見た目の雰囲気が左右されます。

メゾン・ド・カルトナージュでは、定番にひと工夫して、さりげなくてセンスがあふれる作品に仕上げていきます。そのこだわりを3つに絞ってご紹介します。

1.形にこだわる

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カルトナージュでよく見かける、蓋付きタイプの立方体型ボックスです。オルゴールスタイルとも呼ばれますね。

メゾン・ド・カルトナージュでは、フタの部分にフランスの室内装飾でよく見られる角の形を取り入れています。写真の作品のように、フレームの四つ角を、丸い扇型にカッティングしたデザインです。伝統にこそ、その国の息遣いが宿ります。

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こちらは柄違いの作品ですが、このようにフタがスライド式になっていて、中には雑貨ショップで見かけるアクセサリートレイを2段にしてセットできます。

収納力もあって、一か所にアクセサリー類をしまっておけるので、スペースも取りません。見た目に加えて、実用性にも長けた作品は、お部屋にさりげなく置いて自慢したくなってしまいますね。

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こちらも、上部の半円が美しいレタースタンドです。ラベンダーカラーの生地に、ラベンダーの刺繍で上品な雰囲気にまとまっています。

丸い形は柔らかい印象を与えてくれるので、色に加えてフォルムからフェミニンな印象にしてくれる効果があります。

2.パーツにこだわる

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みかんのようなオレンジ色に、マロンカラーが秋を思わせるマグネットボードです。置いて写真を飾るだけでも、十分にオシャレで存在感がありますね。

ここで注目なのが、写真を留めるマグネットです。貝パール素材のマグネットで、教室でも生徒さまから「可愛い!」と人気だそうですよ。
このように、細部にまで気を遣えるか否かが、作品全体のセンスを決定づけます。

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柄の生地に、無地のクロスが見事にマッチしていますね。こちらの蓋つき丸箱では、取っ手がポイントです。取っ手部分に持ってくる素材や形状によって、作品の印象が大きく変わります。

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こちらの八角形タイプでは、持ち手をタッセルにしています。先ほどのボックスはヨーロピアンな雰囲気でしたが、こちらは生地の柄も相まってどこかオリエンタルな印象です。

せっかくの作品を、さらにハイクオリティに見せたいなら、やはりパーツを厳選する必要があると分かります。
イメージと違う…なんてことにならないように、全体の色や形を見極めてセレクトしましょう。

3.色づかいにこだわる

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ピンクとグリーンは、鉄板の好相性な色合わせですね。Harumi先生は、このお色の組み合わせを好んで作品に取り入れています。

明るめのお色だと、ファンシーですが、口の部分には鈍いピーチピンクを使って、ウィリアムモリスの繊細な柄に深いグリーンの色合いでシックな装いに仕立てています。

ちなみに、こちらの作品はローランス先生が考案されたカルトナージュだそうです。独特な形状で、難しそうにも思えますが、カルトンカットは意外と簡単にできるようです!インテリアのアクセントに作ってみたくなりますね♪

自宅サロンにも美しさの秘密が

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作品もさることながら、その背景に写り込むご自宅の様子がオシャレなことに、読者の皆様もすでにお気づきかもしれません。

メゾン・ド・カルトナージュは作品だけでなく、さりげなく飾られたインテリアひとつひとつが調和していて、訪れるだけで自ずとセンスが磨かれるような気分に浸れます。
季節が変わるごとに、テーマカラーを決めて、それに合わせてインテリアとカルトナージュ作品を取り換えています。

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サロン名である「メゾン・ド・カルトナージュ」は、先生がフランスにお住まいだったころ、訪ねてきたご友人が「Harumiの家はまるでMaison du Cartonnageね!」と思わず声を上げたところにその由来があります。

サロンにいるだけで、美的センスが研ぎ澄まされていく感覚を、ぜひあなたも体感してみてください。
もちろん、質の高いレッスンと、他に類を見ない生地のラインナップはお墨付きです。

次回の体験会は、2023年春以降のため、最新情報はこちらのブログインスタグラムからチェックしてみてくださいね。