今年の冬は久々にしっかりと寒く、冬らしい気候です。
まだまだ寒いですが、実は春はもうすぐそこ。次の季節の準備をする時期に差し掛かっています。
春といえば、やっぱりお花。木々に若葉が芽吹き花が咲くと「ああ、春だなあ」と感じますよね。
あなたのカルトナージュ作品にも、花を咲かせてみませんか?
今回は、カルトナージュで楽しむ春の花特集です。
春に咲くお花を主役とした作品や、春らしい花柄の作品をたくさんご紹介します。お楽しみください♪
春の花柄のカルトナージュ作品
まずは、春に咲く花をモチーフに作られた作品をご紹介します♪
スズランとムスカリの香水瓶型ツールスタンド
最初にご紹介するのは、スズランとムスカリ柄のツールスタンドです。
スズランは春から初夏にかけて、ムスカリは秋から4月頃まで楽しめるお花ですね。
ナチュラルで優しいカラーはどんなインテリアにも馴染みやすく、使いやすいものとなっています。
紅茶やコーヒーなどの飲み物を収納したり、キッチングッズや文房具を入れたり。使い勝手は抜群によいです。
道具を入れるだけでなく、ドライフラワーなど装飾品を入れて飾るのもおすすめです♪
桜柄の袱紗
続いてご紹介するのは、和の美しさを体現した桜の袱紗です。鮮やかなピンクですが、コーラル寄りのカラーのため子供っぽくなりすぎず、どんなご年齢の方でも使えそうですね。
ホワイトのブレードが綺麗なアクセントになっています。
内側には落ち着いたゴールドを。ご祝儀袋との相性が素晴らしいですね。袱紗の中身は他人に見せるものではありません。ですがチラっと見えた時に、見えないところにまで気を配った、使う人の上品さがより際立ちます。
ミモザのケーキボックス
続いては、ぷっくりとした刺繍が可愛いミモザのケーキボックスです。
ミモザの開花時期は2月下旬から4月中旬頃。ミモザをお花屋さんやおうちの庭で見かけるようになると、春の訪れを感じますよね。
大小様々なふくらみに仕上げることで、より立体感が増し作品に深みが出ています。
上段は大きめの針山を入れ、裁縫箱として使えるようになっているそうですよ。何に使おうか、ワクワクしますね♪
形も生地も梅の花
さて、冬の終わり〜春に向けて咲く梅。生地の絵柄だけでなく、形でも春のお花を表現する方法があります。
お菓子を入れて和室の座卓に置いてみるのはいかがでしょう。ひな祭りなどのイベントにもぴったり!ひとつ作っておくと、1年を通して活躍のシーンがありそうですね。
春らしいグリーンたっぷりの手帳カバー
なんとも春らしい、爽やかなグリーンの手帳カバーをご紹介します。明るいトーンの若葉の色が、気持ちを元気にさせてくれますね!
内側には、落ち着いたカラーの星柄を。表側につけたグレーのリボンの色が、内布との統一感を出してくれていますね。
内布は手帳を入れると見えなくなってしまうことが多いですが、このカバーは右側のポケットに内布を使用しています。こうすることで、こだわって選んだ内布の絵柄も楽しめるようになりますよ。
春らしい小花柄のカルトナージュ
ここまでは、特定のお花をメインのモチーフとして仕上げた作品をご紹介してきました。
次は、春らしさたっぷり♪小花柄や、たくさんのお花があしらわれたデザインの作品をご紹介します。
小花柄の宝箱
お気に入りの生地は、面積広めでふんだんに使いましょう♪
見ているだけで女性らしくやさしい気持ちになれる、そんな宝箱をご紹介。
手前の箱は装飾をあまりつけずシンプルに。写真奥に写っている作品は、リボンとブレードがつけられています。
どちらも似た色味の小花柄の生地を使用していますが、装飾を変えるだけで、大人っぽくもガーリーにも変化させることが可能です。
箱の中にもお花がぎっしり!内側までこだわって作れるのが、カルトナージュの良さですよね。
内側と外側に同じ花柄の布を使用しているので、蓋を開いた時にも全体にまとまりがあります。
春らしさいっぱいのキャッシュボックス
こちらは、キャスキッドソンの生地を使用したキャッシュボックスです。落ち着いたグレーに鮮やかなお花がよく映えます♪
四角い箱に丸みのある持ち手を使用することで、きっちり感を中和しやさしい印象をプラス。
内側には若草色のトレイを!あえて外側と異なる色味を差し色として使用することで、センスのよさがぐっとアップ♪
全体にすべて同じような色味を使用する必要はないのです。こういった差し色の発想を入れることで、よりあなたらしい作品になりますよ。
気になる作品はありましたか?
まずは生地屋さんやネットショップなどで、気になるお花の生地を探してみてはいかがでしょう。
新しい素材を仕入れると、きっと気分が前向きになりますよ!
今年の春も、みなさん一緒にカルトナージュを楽しみましょう♪