カルトナージュに欠かせない材料、それはブレードやリボン。
作品に占める割合はそれほど多くないですが、作品の品質をぐっとよく見せてくれる大切なものです。
皆さんは、普段どんなブレードやリボンをお使いでしょうか?
手芸屋さんで棚野中からお気に入りを見つける楽しみや、旅先で見つけるお土産、蚤の市でアンティークの品を集める楽しさもありますよね。
今回は、ブレードとリボンの使い方やおすすめ商品をご紹介します!
知ってる?ブレードとリボンの違い
ブレードとリボン。何が違うのか、疑問に思っていた方もいるのではないでしょうか。
実は、この2つの差に明確な定義はないようです。
ただ一般的に、ブレードは裏表のあるデザインのものが多くなっています。
いっぽうリボンは、立体的に結んだり、包装にも使用することがあるため、基本的には両面どちらから見ても大丈夫なようデザインされていることがほとんど。
しかし、刺繍や文字が施されているなど、裏表のあるリボンも存在します。
また、ブレードの方がリボンに比べ硬く、リボンは柔軟性が高いというイメージもありますよね。
明確な定義はなく用途も似ていますので、あまり気にしなくても問題ありません。
使用する際、裏表のあるデザインかどうかは必ずチェックしましょう!
カルトナージュでブレードやリボンを綺麗に貼るコツ
作品の縁取りに使用することが多いブレードやリボン。基本的にボンドを塗って貼り付けます。綺麗に仕上げるコツをご紹介します♪
少しずつボンドを塗る
接着用ボンドは、2〜3cmずつこまめに塗りましょう。
端から端まで塗ってから作品に貼ろうとすると、乾いてしまったり、布地にボンドがついてしまったり、失敗の原因となります。
ブレードは重ねない
ブレードは厚みがあるので、重なるとぼこっとしてしまい、仕上がりの美しさが半減してしまいます。
重なり合わないようぴったりの長さにカットしましょう。
少し長めに用意しておき、少しずつ貼り付けていきます。最後の2〜3cmになったところで、ぴったり合わせてカットするとやりやすいですよ。
端の切り口には薄くボンドを
ハサミで切った端の部分は、ほつれやすくなっています。ほんの少し、目立たない程度薄くボンドを塗っておくと、ほつれを防ぐことができます。
作品に貼り付けた上から塗るのではなく、最後の部分を貼り付ける前に、あらかじめリボン・ブレードの端にボンドを塗って下処理をしておきましょう。
カルトナージュにおすすめのブレード・リボン
編集部おすすめの、使いやすいブレードやリボンをご紹介します!
2色×控えめカラーがちょうどいい
このようならせん状のデザインは、ブレードの定番です。このブレードは、2色が合わさって1本となっています。
適度な存在感で、作品の雰囲気を壊すことなく、より品のよいものにする手助けをしてくれます。
缶の縁につけると、マカロン風の仕上がりに♪細めのブレードですので、小物作りに向いています。ブレードがついているだけで、高級感がぐっとアップしますよね。
こんな風に、袱紗(ふくさ)のアクセントとして使用することもできます。
ブレードは作品の縁に使うことが多いですが、面に大きく貼る使い方もありますよ。
カラーや太さが控えめなので、派手になりすぎずデザイン性をあげることが可能です。
クラッチバッグやハンドバッグのデザインにも応用できる使い方ですね!
こちらのダブルカラーのブレードは、色違いも販売されています。
作品の色に合わせて使い分けてみてくださいね。
自然を感じるナチュラルなデザイン
まるで蔦(つた)のようなデザインですね。ナチュラルな作品にぴったりです。コットンのレーステープと合わせるのもおすすめですよ。
こちらの商品も、多数の色違いが用意されています!
アクセントにぴったり♪
ぽこぽことしたフォルムのテープは、小さいながら大きな存在感をもっています。作品のアクセントになること間違いなしです。
控えめな絵柄の生地が合わせやすいですが、テープと同じ花柄の生地と合わせると、全体がボタニカルな作風となります。センスの見せ所ですね。
立体的な分、貼り付けの難易度が少し上がります。丁寧に貼っていきましょう。
汎用性の高いシンプルリボン
シンプルなリボンは、何にでも合わせやすく使い勝手が良いですよね。シンプルですが、艶感が作品の引き締め役になってくれます。
平面に貼り付けてもよし、結んで形をつくってもよし。使って余った切れ端も、小さく結べばパーツとして役に立ちますので、捨てずに保管しておくのがおすすめです。
定番のリボントレイにもぴったり♪
素材が柔らかく、用途が幅広いのでストックしておくと良いでしょう。作品のラッピングにも使用できますよ。
今回は、シンプルで使いやすいお品を中心にご紹介しました。
他にも、より手の込んだデザイン性の高いものや、ベロアなど素材に特徴のあるものなど、たくさんのブレード・リボンが存在します。
お気に入りのものを見つけて、あなたらしいカルトナージュ作品を作ってみてください♪