夏のカルトナージュ♪オトナ女子の味方「ネイビー」で爽やかに


暑い夏でも、気品漂う端正な印象を演出してくれるネイビーブルー
どんな場面でも大人の女性を引き立たせる優秀カラーを味方にして、この夏を涼やかに乗り切ってみませんか?

今回は、爽やかな紺色をメインにしたカルトナージュ作品をピックアップしてみました!

紺色の底力。どんな色とも相性抜群♪

ネイビーの魅力は、なんといってもキリっと締まりのある品の良さ。そしてどんな色とも合わせることができるという汎用性の高さにあります。

紺色は、後ろに引っ込みがちな色。
前へ前へと主張して来るカラーではないので、その時によって魅せたい色を引き立たせてくれます。しかも、複数のカラーを組み合わせても、紺色にはそれらをまとめてくれるチカラがあります。

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紺と白は清潔感あふれる王道パターンですし、グレーとの相性の良さも当然ですよね。

夏の差し色として是非活用したいイエローは、ネイビーの反対色。ほんの少量のイエローを差すだけで、補色対比という効果でお互いの色をより魅力的に見せてくれます。
ちょっぴり強めの赤や朱色、オレンジ色も夏には欠かせないビタミンカラー。紺色と組み合わせれば、派手になりすぎることなく安心して使うことができますね。

さらに、海や空、水のイメージと切っても切り離せないブルーや水色。マリンブルーのような紫がかった深めの青から、浅葱色のようなグリーンがかった淡い色味まで、紺と同系色のブルー系ならどんな色でもOK!

普段あまり使わない色味でも気軽に挑戦できるところが、紺ベースの作品を作るときの大きな楽しみのひとつでもあります♪

こんなにあった!ネイビー作品のバリエーション

それでは、ここからは実際にどんな作品が作られているのか、見ていきましょう。

アクセサリーボックス

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メゾン・ド・カルトナージュ

白地にブルーとネイビーのボタニカルモチーフ。楚々として美しいボックスです。

こちらのボックスは、フタと本体が「ピタッ」と閉まるところが魅力。カッチリとした美しいフォルムに、シンプルな配色がお似合いです。ここまできちんとした「箱」を作るにはそれなりの経験とコツが必要ですが、自らの手で作った箱がピタッと閉じる感触は何物にも代えがたい感動を与えてくれます。

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そしてふたを開けると、一転して華やいだ雰囲気に!

パッと花が咲いたような楽しさがありますね。夏の太陽やヒマワリをイメージさせる明るいイエローが素敵です♪ついつい開けたくなってしまうボックス……使う時の楽しさも倍増しますよ。

 スマートフォンケース

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ichimière

ネイビー×グレーのオーソドックスなコンビカラーのスマホケースです。留め具部分は本体と柄合わせをし、リボンの中央に光るパールは控えめに、持つ人の品の良さを感じさせる気遣いのデザインです。

ちなみに、このスマホケースのグレーの部分は、ネイビーの生地の上にかぶせるように貼ってあり、ポケットとして使えるんだそう!ちょっとしたメモや名刺などの収納に便利ですね。

人前で手にする機会の多いスマホケースは、そのデザインで持ち主の印象を大きく左右しますから、できるだけ気品あるデザインのものを持ち歩くようにしたいですね♪

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アトリエ べにいろ

こちらはネイビーの中でも明るめカラーでまとめた作品。内側に貼られたトワルドジュイ柄に使用されている色味と統一感があって素敵です。

レザーのカルトナージュは、クロスを使ったカルトナージュ作品と比較して印象が重くなりがちですが、色味をコントロールすれば軽さを演出することもカンタンです。

イニシャルのエンボスも、シンプル過ぎないポップ印象のデザインにすることで、タッセルの甘い雰囲気ともばっちり合っています♪

薄手のケース

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ichimière

コンパクトでありながらマチがしっかりあるこちらのケースは、小花柄が愛らしい紺ベースの作品です。持ち運びのしやすさと収納力を兼ね備えたしっかり者のケースですね。

ネイビーのケースといえば「ハンサムなイメージ」になりやすいところですが、素朴なタッチのお花のおかげで女性らしい優しい雰囲気の作品に仕上がっています♪

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C’est Mignon

外側と内側で、色の反転した同柄の生地を使用した作品で、袱紗ではなくお札入れとのこと。
スマートに使えるシンプルな形状がありがたい逸品です。
開けてこそ引き立つこのようなデザインは、作る喜びと使う喜びの両方を叶えてくれますね。

シックでモダンなオリジナルのお札入れで、毎日のお買い物もテンションアップします!

トレイ

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Mimi・rose

ネイビーのモロッカン柄が落ち着いた表情を見せるこちらのリボントレイは、ベース色がレモンイエローがかった薄いクリーム色。真っ白ではないことで、絵柄のコントラストが強くなりすぎず、幾分優しい雰囲気になっているのです。

そして四隅に取り付けられたリボンはシンプルに淡いイエローで。
トーンをまとめることで作品全体から感じる色数を少なくすると、スッキリと爽やかな印象に仕上がりますね。

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On The Wind

こちらのトレイは、形のシャープさとシンプルさが魅力。ネイビーの無地と合わせた可愛らしい小花柄の生地が、エレガントさを追加しています。

カルトナージュで扱われるトレイには、この作品のようなシンプルなトレイの他に、上でご紹介したリボントレイやスナップボタントレイなど、トレイの角の部分を留め外しできるスタイルのものとがあります。

角を留め外しできるスタイルのほうが、初心者さんにとっては組み立てやすいアイテムかもしれませんが、少し作品作りに慣れたら、この作品のようなシンプルなフォルムを美しく見せるカルトナージュにも挑戦してみてくださいね。

気になる生地を見つけたら

作品の参考写真を見ていて「この生地で作品を作りたい!」と感じることって結構ありますよね。
自分で検索してみても、似たような生地が見つからないなんていうこともしばしば。

そんな時は、ぜひ、その作品を作られたお教室に聞いてみましょう!

カルトナージュの先生の中には、ご自身の気に入った生地を海外に買い付けに行かれている先生もいらっしゃしますし、サロンレッスンのために多めにご用意してくれている場合も。しかも、色柄だけでなく、厚みや織りの目の細かさなど、作品作りに適した生地をセレクトしてくださっていますから、サロンの生地を使わせていただく方がうまくいくことも多いのです。

先生や生徒さんがサロンで作られた作品は、各サロンのギャラリー写真や、ブログなどから確認することができますよ。是非、お近くのサロンがどのような生地を使って作品作りをしているのか、チェックしてみてくださいね♪