厚紙を使って箱を作り、好きな生地で仕上げるカルトナージュ。
カルトナージュをされる方の多くが一度は作りたいと思うのが「お裁縫箱」です。
皆さんがご家庭で使われているお裁縫箱ってどのようなものですか?木製?プラスチック製?
意外と、学生時代から同じものを使っているという方もたくさんいらっしゃいます。
お裁縫箱には、あらゆるアイテムを入れて使う大きいタイプのものや、特定の目的に使うお道具だけを分けて入れておくコンパクトなタイプのものなどがあり、大きさも形もまちまちです。
今回は、カルトナージュで作るなら押さえておきたい、眺めてときめく便利なお裁縫箱を3つのタイプに分けてご紹介します!
一度は作りたい!お裁縫箱のタイプは?
お裁縫箱のどのような部分を使い勝手がいいと感じるかは十人十色。
カルトナージュの技術によって作れるバリエーションに違いがあるとはいえ、基本的には本人にとっての使い勝手重視で選ぶのがいいですね。
手に取りやすく作業しやすい、そんなお裁縫箱を作って長く愛用したいものです♪
1:おおざっぱでもOK!シンプルタイプ
淡い色合いが魅力的なこちらのボックスは、小学生のお子さんたちが作ったお裁縫箱です!
学校の家庭科の授業で使うお裁縫箱を手作りしたいという希望に沿ってレクチャー。ふたがマグネットでパチンと閉められるところは、お子さんからのリクエストだそう!
中身がひと目でわかるシンプルデザインです♪
こちらのがま口ボックスは、生徒さんの用途に合わせて高さを調整しやすく考えられたレシピの作品です。
ざっくり収納したいなら深めに、細かいものを見つけやすくしたいなら浅めに、と、いくつかお揃いで作るのも楽しそうです!やっぱりがま口って便利ですよね。
このお裁縫箱は、フタが両側に開くタイプです。持ち手の近くに、金属のつまみが付けられています。
そのつまみをそっと持ちあげると、パカっと大きくふたが開き、中の様子が一目瞭然!
普段、こまごまと収納しすぎて何をどれくらい持っているのかよくわからないという方でも安心して使うことができそうです。
2:収納力が自慢!小分けタイプ
これは先ほどご紹介した作品と同じく両開きスタイルです。ふたには、金属パーツの代わりに、可愛らしい手芸道具のモチーフが取り付けられています。
この作品が先程の作品と大きく違うのは、中身!
針山付きの小物入れパーツがセットされています。これなら針や指ぬき、リッパ―といった小さなものも探しやすいですね。
こちらの内箱はスライド可能。大きなものも小さなものも便利に収納できます。ふたの内側にもポケットが付いて便利!頑丈なハンドル付きで持ち運びもカンタンですね。
そしてふた表面のフレームの中にはミニチュアのお道具がずらり。このまま飾れる可愛さも魅力です♪
ピンクのドットが愛らしいこちらのお裁縫箱は、シンプルな箱タイプながらも、取り外せる浅型トレーが付属していたり、ふた内側に小物をセットできたりと、かゆいところに手が届く工夫がたくさん。
持ち手も付いていて、収納場所から作業場所への移動もラクラクですね!
こちらは、先程の作品と同じスタイルのお裁縫箱にお道具類を入れた様子の写真です。
衝撃に弱い裁ちばさみも、平らに入れることができて安心!
本体にセットされた浅型トレーの上には空間が残されていますので、ふた裏に収納したもの以外にも薄物収納が可能ですよ♪
3:かわいすぎる!個性派タイプ
え?これがお裁縫箱?と、思わず2度見してしまう可愛さを誇る、おうち型!
こんなに可愛らしいお裁縫箱なら、毎日見えるところに飾っておきたくなりますね。
頻繁に使うお道具はぜひこのお裁縫箱に小分けにしてリビングに!日々のボタン付けなどの時間が、楽しい時間に変化することうけあいです♪
もちろん、収納するアイテムごとに複数作って並べてもOK!お裁縫箱の小さな町並みが完成です。
小さな針山がちょこんとセットされた極小の針ケースと、ミニボックスのセット作品です。
入れるものの量を必要最小限に絞って、すぐ手の届く場所に設置すれば、ちょっとした針仕事を後回しにしてしまうこともなくなります。
それぞれのライフスタイルに合うアイテムを制作できるというのが、カルトナージュの大きな特長ですから、ぜひ皆さんも、ご自身の「欲しい」を叶える作品を作ってくださいね♪
お教室によってはキットで対応してくれるところも!
体験レッスンや1dayレッスンなどは、初心者の方にも気楽にカルトナージュを楽しんでいただけるよう、すでにカットが済んだキットをご用意してくださっている先生もたくさんいらっしゃいます。
まずは、ご希望の作品が作れるお近くのサロンを探してみてくださいね。ハンドメイドが初めての方でも思い通りのアイテムが手に入る、カルトナージュにトライしてみてはいかがでしょう♪