「針も糸も使わないで出来ちゃう!」と話題の縫わないバッグ。人気の高まりとともにそのバリエーションは増えていき、全国各地で様々な種類のバッグが誕生しています。
今回は、縫わないバッグって結局どんなものが作れるの?という疑問を解消するべく、カルトナージュナビの人気教室で作られている作品を見ていきたいと思います!
ミシン不要!針も糸も要らない縫わないバッグとは
バッグを作るときに必要なものには、布地や芯地のほか、当然のようにミシンが登場しますよね。ひとつひとつの工程も細かい上に手順も複雑……。「縫い物も苦手だし子供用のトートバッグを作るくらいが限界だわ」とお感じの方も多いことでしょう。
しかし縫わないバッグでは、その名の通り、「縫う」という工程なく作品を完成させることができます。ミシンどころか、針も糸も使わないでOK。それでいて、クオリティの高い大人向けの素敵なバッグを作ることが可能です。
では実際、どんな材料を使いどんな方法で作っているのでしょう?
縫わないバッグの作り方は数通り
最も手軽に作れる縫わないバッグとして、一枚布をボンドで留めてカットしたり結んだりしただけというものがあります。気が向いたときにすぐ形にできるのが魅力ですよね。布用ボンドは洗濯に強く、アイロンを併用することで強度アップが見込めるものも多くあります。
また、ボンドを使わず、布用の両面テープやシール状の芯地をうまく組み合わせて形作っていく方法もあります。更に仕上がりの美しさや丈夫さに重点を置いたデザインの作品では、カシメという金具や底鋲を用いており、本格的な鞄のような見た目や機能が素敵な作品も多くありますよ。
縫わないバッグ・ポーチ・小物の数々!
そんな、気楽に作品作りをスタートできる縫わないバッグ。どれもカルトナージュ教室のレッスンで扱われているものですが、簡単なものから少し手の込んだものまで、ご紹介していきます。
カメリアが目を引くトートバッグ
こちらのバッグは、大阪のカルトナージュサロン「coral-flower」オリジナルの縫わないバッグです。清楚なカメリアと持ち手のリボンが素敵です。
coral-flowerでは、縫わないバッグだけでなく、ポーチやバッグinバッグなどいくつものオリジナルレッスンを受けることが出来ます。ひとつ作ってみるとその楽しさに目覚め、次々と作品作りを進める方が多いそうです!
金具がアクセントのレザーショルダーバッグ
引き続き、coral-flowerで受講できる縫わないレザーバッグです。レザーのお色はご自身のお好みで作れるそうですよ。お馬さんの金具が優美でいて可愛らしく、愛着の湧くデザインになっていますね。
配色を少し変えるだけでガラッと印象が変わるのがレザーバッグの面白いところ。季節ごとにいくつか作って手元に置いておくのも楽しみですね。
リボンで作る巾着ポーチとファスナーポーチ
ひらひらのリボンが愛らしい巾着ポーチは、「pliepouch(プリエポーチ)」という縫わないポーチレッスンの作品です。一方、ファスナーの持ち手のリボンが美しく使いやすそうなケース型ポーチは「fairlypouch(フェアリーポーチ)」というレッスンのもの。どちらも福岡「plage」発祥のレッスンです。plageは、カルトナージュナビの姉妹サイト「ポセナビ」で人気のサロン。
こちらのライセンスをお持ちの先生は全国にたくさんいらっしゃいます。上の写真は愛知&長野「Sweet Fairy」で開講しているポーチレッスンで作られたものです。いかにもSweet Fairyらしい、華やかで可愛らしい色合いとなっています。
みなさんのお住まいの近くでも、受講できるカルトナージュ教室があるはずです!
レオパード柄が印象的なクラッチバッグ
こちらは、大阪のサロン「カルトナージュ フィアラ」の先生が、ご自身の大好きなレオパード柄で制作された縫わないクラッチバッグ。程よいサイズ感が使いやすそうですね。全面を覆うお気に入りのレオパード柄の生地に、ストライプのアクセントでほんの少しカジュアル感がプラスされています。レオパードの柄が小さいので主張しすぎず、どんな服装にもマッチするデザインに仕上げられていますね。
このように、お好みのアレンジを簡単に加えられるのもオリジナルならでは。実際にお教室のレッスンで作られるときには、その場で先生とご相談の上アドバイスをいただくことができますので、初心者の方でも、ご自身の望むデザインにより近い形で作品を完成させられますよ。
縫わないバッグとお揃い小物でマイブランドを展開
東京・国分寺の「grandir グランディール」が2018年1月からスタートさせた縫わないバッグ&小物のレッスンは、布地や持ち手、金具やタッセルなどのアクセサリー類まで全て持込み。完全にオリジナルな作品を制作することができます。
このレッスンの魅力は、上の写真にあるようなバッグやパスケース、ブックカバーやティッシュケース、シュシュに至るまで全てをお揃いで制作し、まるでオリジナルブランドを展開するかのような作品作りを楽しめること!こちらのバッグはA4サイズに底鋲のついた、しっかり仕様です。
このほかにもメガネケースやポーチなど、お好きな生地で作れる物は、どんどんお揃いグッズを増やすことができます。こんなデザインが欲しかった!と心から思える小物をオリジナルバッグに忍ばせて、いつでもちょっとした喜びとともに、お出かけすることができそうです♪
スタイリッシュで高機能なお財布バッグ
ハイセンスなフォルムが特徴のお財布バッグは、福井県鯖江市の「Atelier Clair ange」の作品です。こちらももちろん縫わないバッグ!カジュアルですが、開閉部分の留め具や、レザータッチの生地に上品さを感じますよね。チェーンを取り付ける箇所が片面1か所で、ななめ掛けした時にバランスがよく、使いやすい構造となっています。
バッグの内側は、お財布バッグという名前の通り、カード入れが多数ついていて便利です♪これ1つでお出かけがてきちゃいますね!
Atelier Clair angeでは、カルトナージュや縫わないバッグの他に、ビニール素材のテープを使って作る「ワイヤーバッグ」のレッスンも行われています。ファッションアイテム作りが得意なサロンです。
春夏にぴったりの爽やかバーキン風
大人気!バーキン型のハンドバッグは、千葉市花見川区のサロン「アトリエティーローズ」の作品です。透け感のある花柄レースは、春夏のお供にピッタリですね。寒色系の生地にゴールドのパーツを合わせてあることで、華やかさがアップしています。
こちらのサロンでは、多数のデザインの縫わないバッグを作ることが可能です。サロンオリジナルのカタログがあるほど!好みの組み合わせで作れるのは、ハンドメイドの醍醐味です。参考になるデザインがたくさんありますので、サロンに相談してみましょう。
縫わないバッグを受講できるお教室は?
ご近所のカルチャースクールなどでも見かけることが多くなってきた縫わないバッグのレッスンですが、実際には、全てをオリジナルでレッスンされる先生や、お手軽に楽しめるキットを導入して開講される先生など、そのレッスンの内容は様々。
先生や生徒さんがこれまで作られた作品のお写真などから、ご自身のイメージに近い教室でレッスンをご受講されることをオススメします。
生地を扱うということもあって、カルトナージュのお教室で開講されていることが多い縫わないバッグレッスン。こちらのページからお近くのお教室を検索、ギャラリーの作品画像やブログのエントリーをご参考に、理想のお教室を探してみてくださいね!きっとあなたにぴったりのお教室が見つかるはずです♪