私にとってカルトナージュとインテリアは切り離せないもの。
手作りのものって、インテリアとしてはちょっと置く場所に困るもの、ありますよね。
でも、カルトナージュは実用的で、実際の生活に使えるという点が魅力のひとつかなと思います。
家の置きたいところのジャストサイズで作ったり、何よりもインテリアの邪魔になるような生活感あふれる雑多なものを隠すことが出来るという、インテリア好きの味方なんです。
私はよく生徒さんに、幾つか作品を作ったら、お気に入りの、そしてちょっと上質な布を1~2メートル購入して、同じ布で3作品ぐらい作ってみてください。とアドバイスします。
そうすると、とたんに統一感がうまれ、素敵なコーナーができてくるのです。
そんなことを、何種類かの布を使い、幾つかの作品をセットで作っておくと、季節や気分で、気軽に模様替え出来ちゃいます。
インテリアもカルトナージュも、置いたら置きっぱなしではなく、いろいろ動かしてみると楽しいし インテリアセンスも磨かれるのではないかと思います。
もうひとつの魅力は、同じ課題のレッスンでも、布の組合せ次第で、自分のセンスが発揮できることです。
私は二人の素敵な先生に師事しましたが、私の作るものとその先生方の作るものとは、また全然タイプが違うと思われると思います。
わたしは、ちょっとあまのじゃくなところがあるので、先生のサンプルをみると、全く違うように作りたい!と逆の発想をすることが多いです。
どちらがよいとかじゃなくて、それを認めあって、その人らしいなと言えるものを作れるほうが楽しいし、手作りする意味があると思いませんか?
そしてなんと言っても素晴らしいのが、老若男女どなたにプレゼントしても喜ばれるということ。
小さいお子さんからご年配の方まで、必ず使ってくださる作品があります。
飾るものは、趣味がいろいろですが、箱が家に必要ない方なんていらっしゃらないですよね。
その方のテイストを想像してプレゼントするものを考えて製作し、喜んでいただけるなんて最高に素敵です。
語り尽くせない魅力いっぱいのカルトナージュ伝わったでしょうか?
カルトナージュの奥深さ、もっと知っていただけたらな。と思っています。