21、カルトナージュの魅力はなんですか?
ズバリ、創造性です!終りはありません。
22、カルトナージュ歴は何年ですか?
2008年から、ドイツへ渡り生活をして慣れた頃カルトナージュを知り、フランス工芸を本場フランスで本気で習いたいと思い、ドイツから片道3時間電車でパリへ、修行しに帰国ギリギリの2012年迄、必死で勉強致しました。
23、カルトナージュを知ったきっかけはなんですか?
カルトナージュを初めて知りましたのは、私がドイツへ2008年に渡りましてから、元パリ駐在の友人に一度だけ教えて頂き、衝撃を受けました。
24、初めてカルトナージュの作品を見た時どう思いましたか?
紙の力を知りました。
たかが紙されど紙、紙だけでこんなにも表現できる、正に芸術が有るのだなあと感心したのを覚えています!
25、カルトナージュに役立つ技術や資格などはありますか?
フランスの先生方に聞くと、はっきりカルトナージュには資格などはありません。
カルトナージュをいかに美しく仕上げ、人の心を打つ作品を作るかが大事だと私は思います。
26、何かハンドメイドやお花などの資格はもっていますか?
ハンドメイドとは、縁遠く以前は仕事上、労務管理士や診療報酬請求事務資格や資格マニアでした。
生け花は、母が池坊の准教授二級准華監だった事もあり、私も一緒に小学5年~6年間習っておりました。
カルトナージュに関しては、恩師アニーギマー師に帰国のギリギリで、修業の証として修了証書を頂き、涙したのを覚えています。
27、細かい作業が苦手で不器用な人でもカルトナージュはできますか?
実は、むしろその方が上手になる人が多いのです。そういう方は、がむしゃらにやる傾向が多いから。
28、別の仕事をしながらでもカルトナージュの勉強はできますか?
カルトナージュを好きなら仕事をしていてもできます。カルトナージュで気持ちや心を穏やかに保つ方も中にはいると思いますので!
29、教室選びのポイントはなんですか?
ズバリ、最初は自身とお教室がニーズに合うか合わないかです。
そして大切な事は、お教室の放つカラーが自分と合っているか?ということだと思います。
30、カルトナージュ講師にむいている人はどんな人だと思いますか?
向いている人、、、自分でも良く分かりませんが、向き不向きでなく自然と回りが認めてくれて、そして慕われそういう方向に向かうのでは無いかと思います。
31、材料を購入するときに気を付けていることはなんですか?
コストも大事ですが、私の場合金具など欠陥が無いか?生地を選ぶ時は、生徒さん一人一人を思いだしますね!
それぞれ違う個性があるので、ニーズになるべく合うものや、アトリエの作品に合うカラーを選択します。
32、定規、カッター、ハサミなど、道具選びのポイントははなんですか?
道具類はやはり妥協せず、最初は一つに絞らず、色々試してみて1番自分自身に合うものを使うことをお勧めします。
そう言った意味で、先生方は経験豊富なので、使い易い物を勧めるはずです!
33、カルトナージュ関連のオススメの本はありますか?
やはり、洋書のフランス本です。
フランス語がわからなくても図解やサイズも詳しく書かれています。魅力的な作品が沢山あり、かなり参考になりますね。
34、どのようなテイストの作品が得意ですか?(カワイイ系・クール系など)
創る物によりますね!
35、今までいくつぐらいの作品を作りましたか?
現在アトリエに有るのと自分のオリジナルを含めると何百という数です!
36、思い出に残っている作品はありますか?
初めてドイツで作った3段のドロワー。徹夜したのが懐かしいです。
37、なぜカルトナージュ教室をオープンしようと思ったのですか?
日本で、どの位のニーズが有るのか知りたいと思いましたし、一人でも多くの地域の皆に知って欲しいと思ったからです。
38、教室オープンを決めてから実際にオープンするまでどれぐらいの期間かかりましたか?
ドイツ在住の頃に、運良くお教室を開いてましたので、その延長で日本へ帰国してからは、かなり早く教室オープン出来ました。
39、教室をオープンするまでで大変だったことはなんですか?
材料の調達、、色々あったような気がしますが、大変とは感じませんでした。
40、教室名の由来はなんですか?
アトリエ名 「Atelier pucci」は私の愛犬の名をとりました。
彼女が私と渡独したのは2歳の時~5年間。ドイツの田舎で慣れない私の傍らでいつも一緒に居て、励ましてくれました。
ドイツでの半年間、言葉の壁は想像以上に私を孤独にしました。
パリでの修行も帰国まで、プッチとずーっと二人きりで、足が棒になるまで材料屋さん巡りをしたのが、今となっては本当に懐かしい楽しい思い出です。
カルトナージュを頑張って現地で続けられたのも、口は喋らないけど私の横でずっとプッチが見守ってくれたからだと思います。
プッチと2人で頑張った証として、多分先立つだろうこの仔に、何か残したいと思いアトリエ名に致しました。