第5回「自分の子育て時代の『あればいいのに』を作品に」

カルトナージュの魅力は、自分の生活に必要な物を、思い通りに作れるところです。

レッスンをしつつ、自分があったらいいなぁと思うものを、どんどん作っていきました。

そして、お部屋に置いていると、生徒さんが「作りたい!」と言ってくださり、オリジナル作品をレッスンに取り入れていきました。

まず、トイレのお掃除道具隠し。

トイレに、お掃除道具が見えているのが嫌で、目隠しをカルトナージュで作りました。

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生徒さんがトイレに行くたびに、「あれはなんですか?」と質問がきます。

目隠しですよ〜と説明すると、みなさんびっくりしてくれます(笑)

そして、「マスクBOX」も作りましたね。

花粉症の時期、玄関にマスクを置いておくのに、マスクの箱をそのまま置いておくのは嫌だな・・・と思い、マスクが入るサイズに作りました。

「おむつBOX」は、私の子供が小さいころ、おむつがリビングにどーんと置いてあるのが嫌で嫌で・・・。

おむつがちょうど入るような収納も、その当時はなくて、悶々としてました。

そんな時生徒さんが、お友達の出産祝いにカルトナージュでなにかプレゼントしたい!とのお話があった時、みんな出し合ったアイデアが、おむつBOXでした。

おむつをちょうど収納できて、可愛くて、出産祝いになるような箱。

サイズも、何個も作りながら変化させて。

デザインも、何個も作ってみて・・・。

さらに可愛くするには・・・刺繍だ!と、刺繍を入れたり。

こうして出来上がったのが、今のおむつBOXです。

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下の子供が赤ちゃんのころ、アメリカから、布で可愛いくしたおしりふきケースが輸入され、販売されていました。

購入してみましたが、見た目はとっても可愛いのですが、日本で使うには大きすぎて、1プッシュで蓋が開かなくて、非常に使いづらい・・・。

日本には、とっても使い易いおしりふきケースがあるのだから、それに布をカルトナージュのように貼れればいいのに。と思いつきました。

でも、普通のカルトナージュで使用するボンドでは、貼れません・・・。

そこで、あらゆるボンドを購入してみて、試作をしてみました。

そして、ちゃんと貼れるだけでなく、耐久性がないといけません。

自分で作って、何ヶ月も使ってみて、剥がれてこない。

こうして、できたのがおしりふきケースでした。

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振り返ってみると、自分の「あったらいいのに」という想いのもと、作品が生まれてきています。

せっかく作るなら、実際の生活で使えるもの。

これがLuxeTimeの作品たちのこだわりです。

そして、自分の希望のものが、思い通りに作れるようになること。ここが、コースレッスンの最終目標です。

何でも作れるようになれば、卒業された後、ご自分のオリジナル作品が生まれてくると思うのです。

卒業後の、自分のサロン運営は、自分の強みを活かして欲しい。

そのお手伝いをコースレッスンでさせていただいて、サロンに活かして欲しいと思っています。


■コラム執筆者のプロフィール

大学でインテリアを学び、2008年よりカルトナージュを始める。
2010年 カルトナージュ教室 LuxeTime開講。
杉並・東伏見で、カルトナージュ教室を開催する。
実用的に使える作品作りが、口コミで人気を集め、2013年青山でもレッスンを開催。
☆2014年、講師になりたいママを応援するため、講師コースを開始。
「ママに笑顔を!」をモットーに、多数の親子カフェでもレッスンを開催。
☆2015年 簡単に生地を張るだけのクラフト LuxeTime making courseを開始。
全国に100校以上認定校が誕生。
認定校さまが、全国でレッスン開催中。
カルトナージュ教室LuxeTimeでは、ご自宅を素敵に彩る実用的なBOXを、ご提案しております。
素敵でかわいい!そして実用性のあるスタイルをご提供していきたいと思います。
吉祥寺・西荻窪からバスで10分の自宅サロンです。

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