カルトナージュの魅力は、自分の生活に必要な物を、思い通りに作れるところです。
レッスンをしつつ、自分があったらいいなぁと思うものを、どんどん作っていきました。
そして、お部屋に置いていると、生徒さんが「作りたい!」と言ってくださり、オリジナル作品をレッスンに取り入れていきました。
まず、トイレのお掃除道具隠し。
トイレに、お掃除道具が見えているのが嫌で、目隠しをカルトナージュで作りました。
生徒さんがトイレに行くたびに、「あれはなんですか?」と質問がきます。
目隠しですよ〜と説明すると、みなさんびっくりしてくれます(笑)
そして、「マスクBOX」も作りましたね。
花粉症の時期、玄関にマスクを置いておくのに、マスクの箱をそのまま置いておくのは嫌だな・・・と思い、マスクが入るサイズに作りました。
「おむつBOX」は、私の子供が小さいころ、おむつがリビングにどーんと置いてあるのが嫌で嫌で・・・。
おむつがちょうど入るような収納も、その当時はなくて、悶々としてました。
そんな時生徒さんが、お友達の出産祝いにカルトナージュでなにかプレゼントしたい!とのお話があった時、みんな出し合ったアイデアが、おむつBOXでした。
おむつをちょうど収納できて、可愛くて、出産祝いになるような箱。
サイズも、何個も作りながら変化させて。
デザインも、何個も作ってみて・・・。
さらに可愛くするには・・・刺繍だ!と、刺繍を入れたり。
こうして出来上がったのが、今のおむつBOXです。
下の子供が赤ちゃんのころ、アメリカから、布で可愛いくしたおしりふきケースが輸入され、販売されていました。
購入してみましたが、見た目はとっても可愛いのですが、日本で使うには大きすぎて、1プッシュで蓋が開かなくて、非常に使いづらい・・・。
日本には、とっても使い易いおしりふきケースがあるのだから、それに布をカルトナージュのように貼れればいいのに。と思いつきました。
でも、普通のカルトナージュで使用するボンドでは、貼れません・・・。
そこで、あらゆるボンドを購入してみて、試作をしてみました。
そして、ちゃんと貼れるだけでなく、耐久性がないといけません。
自分で作って、何ヶ月も使ってみて、剥がれてこない。
こうして、できたのがおしりふきケースでした。
振り返ってみると、自分の「あったらいいのに」という想いのもと、作品が生まれてきています。
せっかく作るなら、実際の生活で使えるもの。
これがLuxeTimeの作品たちのこだわりです。
そして、自分の希望のものが、思い通りに作れるようになること。ここが、コースレッスンの最終目標です。
何でも作れるようになれば、卒業された後、ご自分のオリジナル作品が生まれてくると思うのです。
卒業後の、自分のサロン運営は、自分の強みを活かして欲しい。
そのお手伝いをコースレッスンでさせていただいて、サロンに活かして欲しいと思っています。