皆様。はじめまして。
カルトナージュサロンLuxeTimeを主宰しております、福木文咲恵と申します。
この度、カルトナージュナビさまで、コラムを書かせていただくことになりました。
全6回に分けて、LuxeTimeのことを書いていきたいと思います。
お付き合いいただけましたら、嬉しいです。
1回目は、私の働くスタイルを模索した試行錯誤時代のことを書かせていただきますね。
8年ほど前に、主人の転勤で東京へ引っ越してきました。
その時に、東京にお友達もいないし、持っていた資格を活かして働こう!と思い、結婚後働いていなかった私が、久しぶりに社会復帰を果たしました。
就職先はネイルサロン。
勤務時間は10時~16時。
週3回勤務。
こう見ると、母親にとっては理想的な職場かと思うのですが、現実はそうではありませんでした。
仕事終わりが16時ということは、当時小学生3年生だった子供の帰宅時に、家にいられないということです。
突然、母親が帰宅しても家にいない状況になった子供は、不安とストレスで、学校で何度も倒れるようになりました。
何度となく、仕事中の私に、学校から「迎えに来てください」と電話がかかってきました。
何日も仕事を休めないので、幼い子供を泣きながら病児保育へ預けに行ったり・・・。
「私何やってるんだろう?一番大切な子供たちに、負担をかけてる・・・。
もう、胸が張り裂けそうになり、
「子供が安心できる生活に戻そう」
と、思い、仕事を辞めました。
そこから、私の働くスタイルの模索が始まりました。
自宅で子供の帰りを迎えてあげたい。
そのためには、自宅でできる仕事。
そう思いながらにも、なかなかそんな仕事には出会えません・・・。
そんな時、お友達がお稽古で「カルトナージュ」に行こうと思うのだけど一緒に行かない?と、声をかけてくれました。
こうして、私はカルトナージュと出会いました。
もともと、大学でインテリアを専攻にするほどインテリア好きだった私。
そして、海外駐在時代にお稽古に明け暮れていたので、当然の流れのように、カルトナージュに、はまっていきました。
カリキュラムが進むにつれ、大作になっていき。
うちに来た友人たちが、その作品を見ては、「教えて欲しい」と言ってくれるようになりました。
そこで、友人たちに教えつつ、ブログも開始し、作品を載せるようにしていきました。
この段階で、ちょっと頭に浮かんだ自宅サロン。
これができれば、私が探していた働くスタイルの条件を、すべて叶えることができるんじゃない?でも、その当時、サロンの開き方なんて教えてくれる人は、いませんでした。
お稽古の先生も、作り方を教えてくださるだけで、サロンの運営方法は教えてくれません・・・。
いったいどうすればいいのーーー?
それで、行き着いた答えは、「やっちゃえばいい」でした(笑)
とりあえず始めてみて、行動しながらすすむしかない!
私は、今でもこの精神です♪
思いついたら、まず行動!
もちろん、サロンを始めたからといって、誰にも知られていないLuxeTime。
うまくいくわけがありません・・・。
ここから、またまた自宅サロン運営の新たな試行錯誤が始まりました。