こんにちは、福岡LunaPiena(ルナピエナ)のMOCHA(もか)です。
コラムも第四回目(最終回)となりました。つたない文章ですがお付き合い頂けますと嬉しいです。
今回のテーマは「レッスンスタートと心構え」です。
私はカルトナージュレッスンを始める前から既にポーセラーツ・お茶箱サロンとしての活動をしており、またIT関連のボランティア講師を長く経験しておりましたので全くの新規オープンとは少し違うかも知れませんが一つの考え方として見て頂けると嬉しいです。
サロンでは既に他のクラフトでディプロマを取った卒業生さんや、フリーで通ってくださる生徒さんから「カルトナージュのディプロマコースが始まったら教えてください。先生から習いたいです」と、とてもありがたい講師冥利に尽きるお言葉を頂いていました。そこですぐにレッスンが出来るようにと、ディプロマが届くまでの間に準備を始めました。
「出来る」と「教えられる」は全く違う。と、今までの経験から実感しているので、ディプロマレッスン受講中にびっしりと書き込んだメモをテキストに書き写したり、わかり易い様に 間違いや 勘違いを起こさぬように複雑な所は、表や一覧にまとめたりカリキュラムの内容を何度も 読み直してあやふやな部分が無いか?などを確認しました。
それでも時には うっかりしてご迷惑掛けてしまう事もありますが、そのままうやむやにしないで誠意をもって真摯に対応すると心掛けています。
ディプロマレッスンの場合は「技術や知識を正しく伝達」が第一優先ですので、繰り返しご説明をしたり、何度も練習をしたりして頂くようにしています。
厳しく感じられるかも知れませんが、ここで妥協して安易に済ませると後で困るのは生徒さんですので一番大切にしている部分です。
一方、フリーレッスンでは楽しんで作って頂く事が一番だと考えますので難しい所はお手伝いしたり、あらかじめ下準備しておいたりと臨機応変に対応出来るようにと心掛けています。
ですのでレッスン前日は生徒さん別のカルテに目を通し、色々な事をシュミレーションしながら当日に備えるようにしています。
忘れてはならないのが自分にとっては毎日のレッスンでも生徒さんにとっては楽しみにしていた大切な1日という事です。
私の考え方が正しいのかどうかは分かりません。ただ、自分が教わる立場ならこうだったら良いな~という事を念頭にレッスンをしています。
サロンをスタートした2010年から試行錯誤し悩み考え、万人すべてにぴったり合う正解などは無いのかも知れないな~と。そう思う様になってやっと、これで良かったのだと納得できつつあるスタイルです。
カルトナージュサロン(教室)をスタートさせたいと思って頑張っている方々。どのようにすれば良いのか分からない・・・と悩み心配する事もあるかと思います。
心配なら十分な準備をしておけば焦る事は少なくなるはず。
自信は経験と共についてくると思います。「始めなければ始まらない」まずはその一歩を踏み出しましょう。
決して上手とは言えない文章でしたが、4回に渡り最後までお読みくださりありがとうございました。
また、このような貴重な期会を頂きました事に感謝いたします。