カルトナージュで欠かせないのが「水張りテープ」です。
水張りテープとは、裏側に水をつけることで接着できる紙テープのことです。
切手の裏側に水をつけると粘着できるようになる感覚と近いです。

カルトナージュの専門店はもちろん、文房具屋さんや画材屋さんなどでも買うことができます。

img58906698水張りテープには、様々な色や幅があります。
本来は用途によって変えるのですが、最初はもっとも無難な白色で、テープ幅は2.5cm~4.0cmが良いですね。

カルトナージュで作る箱などの大きなにもよりますが、小さな箱を作る場合はなくてもそこまで問題ではありません。
しかし、大きな箱となると強度の面からも水張りテープは必要です。

水張りテープは、表裏があります。基本的には、つるっとした面が接着面です。この接着面に水をつけることで接着できます。
また、想像以上に接着力が強いです!
水をつけてから長さを整えるために切ったりというのは難しいので、なるべく水を付ける前に試用する長さにカットしておくのがポイントです。

一流のカルトナージュ作家は水張りテープの扱い方がとてもスマートです。
作品として完成すると決して見える部分ではないのですが、見えない部分にこそ技術力がでるものですよね!

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