カルトナージュとは、厚紙で組み立てた箱に綺麗な紙や布を貼って作るフランス発祥の伝統手芸です。
一般的な四角い箱型の物から、ハート型の箱、ティッシュケース、フォトフレームなど、本場フランスの熟練した職人になると家具までもカルトナージュで制作しています。
カルトナージュ（cartenage）とは、フランス語で「厚紙工作」という意味です。
カルトナージュは18世紀にフランスで誕生したと言われています。
本来は蚕のまゆを運ぶための器として作られましたが、その美しさが上流階級の女性をひきつけ19世紀にはフランス各地に、その後はイタリアにも広まりました。
日本でも、2000年代から徐々に広まりカルトナージュに関する複数の協会もできました。
多くのハンドクラフトや手芸技術が誕生する近年ですが、カルトナージュは幅広い世代に愛され根強い人気を誇っています。
写真（Perles de sucre）
