なかなか対面レッスンができない世の中、カルトナージュを教えたいという気持ちが強くあり、どうやったら伝えることができるだろうかと毎日模索し、そしてスタートさせたのがオンラインレッスンと動画講座です。
コラム2回目は、オンラインレッスンを始めたきっかけ、大変だったこと、よかったこと、についてお伝えします。
オンラインレッスンの原点
2011年、カルトナージュを通じて知り合った友人が、「海外在住なので、本を見ながら作っているがレッスンを受けることはもちろん、材料を集めるのも大変」と話をしていました。
その後、友人からカルトナージュをスカイプで教えてもらえないかと相談を受けました。
当時の私はスカイプの使い方もわからず、ためらいましたが、「何事もチャレンジ!やってみなければわからない」という思いでスタートさせました。
友人であっても、教えるからにはしっかり準備をして、どうやったらうまく伝わるかを考えて臨みました。
その結果、とても楽しく、ときには時間を忘れてレッスンしてしまったこともありました。
どんなに楽しくても時間になったらやめることをお互いに約束して、それから数年このオンラインレッスンは続き、その後ロサンゼルスでイベントを行うまでになりまた。
その頃から、オンラインなら世界中の人にレッスンできることを実感し、いつかこれを本格的にスタートさせたいと考えるようになりました。
新たなチャレンジ
2019年から現在まで 世界中に新型コロナウィルスが蔓延し、様々な業種にダメージを与えています。
ハンドメイド教室もそのひとつです。
アトリエPresentsでもお教室を閉めるという選択をしなければなりませんでした。
当初は、「来月はできるかな?」くらいの軽い気持ちでしたが、それが徐々に長くなり、2019年2月から現在まで対面レッスンは行うことができていません。
「どうしよう」
これが本当の気持ちでした。焦りはあるもののどうしたらいいかわかりませんでした。
そんな時、以前の気持ちを思い出しました。
「そうだ!オンラインでレッスンをしよう!」
早速WEB講師の方にご相談し、教室のコンセプトを変える決心をしました。
オンラインレッスン大変だったこと
経験があるとはいえ、本格的にオンラインレッスンをスタートさせることに、ためらいはありました。
スカイプじゃなくてZOOM?なにそれ!
手元を映す?アプリ?
分からないことばかりでした。
ですが、わからないことは学べばいい!
オンラインについて、教え方、手元の撮影、ZOOMなど、ハンドメイドレッスンを受講する側に立って考えました。
オンラインにしてよかったこと
対面レッスンでは、通える範囲に限りがありますが、オンラインの場合、日本中の生徒さんに教えることができます。
実際、オンラインレッスンを受講された方からは、
・手作りは対面でするものだと思っていたので不安でしたが、先生の説明がわかりやすかったので全く困ることがありませんでした。
・コロナ禍の中でも以前と変わらず制作を続けていけることに希望が見えました。
・毎日家の中にいても、オンラインレッスンを通して、先生や他の生徒さんとカルトナージュでつながっているという感じがしてとても楽しい時間になりました。
というコメントをいただいています。
生徒さんたちの声が励みになり、もっと多くの方と楽しさを共有したい、オンラインでもカルトナージュの楽しさを伝えたいと思うようになっています。
次回は、カルトナージュ動画講座についてお伝えします。