第3回「教室名の由来」

フランス語で“洗練された、上品な”という意味を持つRaffine ラフィネ。

フラワーバスケットハンドメイドというと、「多少の不恰好も愛嬌」ではありますが、そのことに甘んじることなく、技術的にもセンスもワンランクアップを心がけた作品を作っていきたいという、ちょっと背伸びした想いを込めています。

そのうえで、教室名は覚えやすいことを大切にしたいと思い、文字を見たときや、耳に入ってくる音がシンプルな短い一語、single wordであることにこだわりました。

そして楽しい趣味のお教室。当然ながら綺麗な意味を持つ言葉を、と思い「ラフィネ」に決めました。と、格好の良いことを言っていますが、フランス語は全くわからない私ですから、日本語の意味を元に、辞書片手に決めた次第です。

また、「ラフィネ」だけではいったい何屋なのかが不明ですよね。

セレブ風に「サロン ドゥ ラフィネ」、芸術家風に「アトリエラフィネ」、地域密着型風の「ラフィネハウス」はどうかしら?と想いを巡らせましたが、カタカナ続きは読みづらい。

かぼちゃ型のボンボニエールここは気負わず「カルトナージュ教室」を、名前の一部のように表記することにしました。

気の利いたエピソードのない名前ですが、想いとこだわりたいことがはっきりしていたので、結構あっさり決まりました。

そして今、教室名への想いは、生徒さん方が育んで下さっています。

生徒さんの作品のテイストや実用性は各々違いますが、オリジナリティーのあるものを作りたいという気持ちや、オンリーワンにこだわり、作ることが好きな気持ちは皆様同じで、各々がレッスンを重ねるたびに腕を上げていらっしゃいますし、個性溢れる素敵な作品が完成しています。

好きこそものの上手なれ、ですね。

これからも「カルトナージュ教室ラフィネ」に集って頂き、ひとときの女子会を楽しみつつ、素敵な作品作りに取り組んで頂きたいと思っています。

もちろん私も名前負けしないように、「好きこそものの上手なれ」精神で、カルトナージュを楽しんでいきます。


■コラム執筆者のプロフィール

横浜市、鎌倉市のカルトナージュ教室「Raffine(ラフィネ)」の主宰者、五十嵐寛子。
イタリア旅行でカルトナージュと出会う。その後、2011年に認定講師を取得して教室を開校。「上品で実用的」をコンセプトにした作品は多くの共感を得て、神奈川を中心に注目を集める。

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