第1回「カルトナージュとの出会い」

はじめまして。
カルトナージュ教室ラフィネの五十嵐寛子です。

この度、こちらのコラムを担当させて頂くことになりました。
つたない文章ですが、皆様とカルトナージュの楽しさや魅力を共有できましたら嬉しく思います。

SANY0247-1私とカルトナージュの最初の出会いは、16年前に訪れたイタリア旅行の時でした。
ピサの斜塔近くの露店で売られていた折りたたみ式のダストボックス。

鮮やかなイタリアンペーパーに引き寄せられました。
なんて素敵なの〜!

それが何なのかもわからなかったけれど、とにかくこれを友人へのお土産にしたいと思い、重い厚紙の束を抱えて帰ってきました。
後に、それがカルトナージュであると知ったとき、私とカルトナージュは赤い糸で結ばれていたのだ、と感じました。

日頃から、インテリア雑貨の店頭で布製のダストボックスやトレーを見ては、「素敵!布で出来ているのに縫い目はないし、硬い。内側の素材は何だろう?どうやって作るのだろう?」と、あれこれと妄想をしていました。

そんなある日、当時フランス料理教室に通っていた私は、フランスというキーワードでネットサーフィンを楽しんでいたのですが、そこで目に留まった画像の数々。
私が気に掛かっていたものが、「カルトナージュ」という工芸であることを知りました。

SANY0260-1恐らくカルトナージュ愛好家の方々の作品ブログだったのではないかと思いますが、そこには美しい柄の布やゴージャスなフリンジが施された様々なデザインの箱が掲載されていて、それぞれが個性的で、その人らしさが表現されていると感じました。

カルトナージュという言葉を知ってからは、検索の嵐。便利な世の中ですね。

綺麗な布から一つの作品に仕上げていく洋裁への興味がありながらも、なかなか足を踏み入れることが出来ずにいた私ですが、サイトを読み進めるうちに、針や糸を使わなくても布で何かを作ることが出来るということや、ボディが紙であることなど知り、驚きとともに即座に「自分も作りたい!」と思い、早速自宅から通いやすいお教室へレッスンに通い始めました。

イタリアで出会ってからすでに8年が過ぎていましたが、インターネットの普及のおかげでカルトナージュに辿り着いた私。

多くの手工芸がある中で、カルトナージュに惹かれたのは本脳かもしれません。
もちろん先輩方の素敵な作品に魅了されて、導かれた部分もあるでしょう。

これからは、自らもそんな一人になれるよう、カルトナージュに励んでいきたいです。


■コラム執筆者のプロフィール

横浜市、鎌倉市のカルトナージュ教室「Raffine(ラフィネ)」の主宰者、五十嵐寛子。
イタリア旅行でカルトナージュと出会う。その後、2011年に認定講師を取得して教室を開校。「上品で実用的」をコンセプトにした作品は多くの共感を得て、神奈川を中心に注目を集める。

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