第3回「教室名の由来」

「Harumiの家はまるでMaison du Cartonnageね!」

パリでカルトナージュに熱中してしばらく経った頃、自宅に招いた娘のお友達のお母さんがつぶやきました。Maisonとは、フランス語で家や館を指します。

IMG_9082見回してみると、確かに……食卓にはティッシュケース、床にはダストボックス。
サイドテーブルにはペン立てやアクセサリー入れ。壁には額に布を入れてディスプレイ。

実際に使っているものやインテリアとして飾ってあるもの、部屋のそこここに私の作品や布が置いてあります。

その時のインテリアのテーマカラーは春夏向けのピンク×グリーン。

私はマダムに、「季節ごとに色を変えるの。その時は作品も全部それに合わせて取り替えるの!」と話すと、彼女は目を丸くしていました。

日本に帰国して教室を開 く準備をしている時、レッスン内容をまとめていくのと同時に教室の名前も考え始めました。何の教室かすぐにわかるシンプルな名前をつけたいと思いました。

思い浮かんだのはマダムのつぶやいたあの一言。
こうして「メゾン・ド・カルトナージュ」が産声を上げたのです。

IMG_8951改めてMaisonという言葉を辞書で引いてみると、「自家製の・独特の」という意味もあることを知り、にんまり。

カルトナージュ教室にピッタリの言葉だと思いませんか?

教室を開いてから今年で5年目に入りました。
その間、メゾン・ド・カルトナージュに生徒さん方が沢山来てくださって、「ここに来て布選びに悩んだり、製作に没頭する時間が本当に楽しい!」と言っていただけるようになりました。

「私のメゾン」が「 生徒さん方皆さんのメゾン」になっていくのを実感し、とてもうれしく思っています。
レッスンにもますます熱が入るというものです。

そうそう、「メゾン・ド・○○」と言えば、フランスの有名なチョコレート屋さんを思い出す方が多いと思います。私も大好きですよ!

■コラム執筆者のプロフィール

東京・二子玉川のカ ルトナージュ教室「メゾン・ド・カルトナージュ」を主宰。
2006年、フランスでカルトナージュと出会い、フランス屈指のカルトナージュ作家ローランス・アンケタン先生のもとで徹底的に学ぶ。
帰国後、教室を開校。
高い技術力とそれに基づく細やかな指導、抜群のセンスに定評がある今注目の教室。

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